「モダチョキ復活祭の逆襲」ライブレポ ~久しぶりだねこんなの!!~

(ただいま)×(ただいま)×(ただいま)=(ただいま)^3 フィリッ・・・Lac-Qです。今回は2022年8月7日に梅田クラブクワトロで行われた「モダチョキ復活祭の逆襲」のレポートを今更(笑)したいと思います。私は仙台から配信で参加しました。

目次
・逆襲感漂うモダチョキワールド
・逆襲は加速する!
・モダチョキは止まらないのか

(2023年9月28日一部表現を改めました)

セットリスト

  1. 喝采
  2. ふられ節
  3. トムのいる木陰
  4. 天体観測
  5. 凍りの梨
  6. 新・オバケのQ太郎
  7. 自転車に乗って、
  8. メドレー(恋の山手線→愚か者→海の住人)
  9. Calling You
  10. きんかん
  11. エケセテネ
  12. 博多の女
  13. あたまはクラクラおめめはグルグル
  14. アンコール(モダンチョキチョキズのテーマ2→ティーンエイジ・ドドンパ)

逆襲感漂うモダチョキワールド

 今回はモダンチョキチョキズ再始動のライブであった「一夜限り?!の復活祭」に続く形となったスペシャルなライブでした。もちろん前回もツイキャスで視聴していましたが、第二弾ということもあり、よりハイクオリティでより趣向の凝らされたライブでした。

 まずは「喝采」。華麗なる演奏とともにゴールデンホーンズ含むバックのメンバーから順に紹介され、続いてフロントメンバーが登場しました。それぞれのパートの見せ場があり、オープニングとしてもこれからライブが始まるぞ!というワクワクが感じられました。2曲目は「ふられ節」でした。とても明るい曲調ながら、よくよく歌詞を聞くと考えさせられる、そんなギャップがたまらない曲なので早速聞けて嬉しかったです。アルバム「ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説」に収録されていますが、歌詞の方は「当局の指示により割愛」されてしまったいわくつきの曲です。当局の指示ってのは半分ジョークではあると思いますが、なかなかパンチの効いた曲です。続くのは「トムのいる木陰」。ダンスも楽しいナンバーですが、ここまで聞いて思ったのは「濱田さんの声が出ている!」ということです。「復活祭」は再始動第1弾ということもあり、100%の歌声ではなかったような印象を受けました。しかし、今回は高音パートや音程の転換点も含め、綺麗な歌声が逆襲してきました。その次は「天体観測」でした。後日談となる公式動画(フロント女子三人衆による全曲解説その4 『天体観測』編)では、編曲についてお話がありました。どうやら平成期のモダチョキでは「天体観測」についてライブ用の編曲が存在していたのですが、今回はCDを踏襲した編曲になっているそうです。ハセベさんも新鮮であったと語っています。サビのコーラスも美しかったです。だいぶ印象が違ったのが、次の「凍りの梨」でしょうか。ジャズアレンジになっていましたが、ブライアンさんの提案であるそうな。

 6曲目に演奏したのは「新・オバケのQ太郎」です。唯一サブスクでも聴ける代表曲になるかもしれません。みなさんが楽しそうに演奏していたのが印象的でした。ガンポンギさんのバイオリンソロまでの煽りも面白かったですね。さらにここから「自転車に乗って、」が続きます。音源ばかり聴いていた私にとってはどの曲も振り付けが本当に楽しかったです。会場の一体感も凄まじいことだと思います。その次は「恋の山手線」「愚か者」「海の住人」のメドレーです。振り付けだけでなく小道具も登場してしまうのがモダンチョキチョキズです。しゃもじ(五平餅も1名・・・)を全員が回します。濱田さんはファンが作ったしゃもじを回していました。モダチョキの深い歴史と、そしてその歴史が平成からこの令和に繋がっていることが実感できます。「愚か者」はメドレーの中でも際立っていて「ごらん金と銀の器を抱いて」のパートは照明の暗さも含めてとてもかっこよかったです。もちろんCDでおなじみの「アオアオアオアオ」も聞けます。「海の住人」はアレンジの問題なのでしょうか。一瞬聞くとどの曲かわからなくなりました。聞き直せないので確かめられないのが残念です。このメドレーは高速しりとりのパートがあったりとライブならではの演出で楽しませていただきました。

逆襲は加速する!

 一度ここでゲストである真城めぐみさんのソロ曲「Calling You」が演奏されました。公式動画によると「一番モダチョキのお客さんが喜ばない曲」として紹介していましたが、むしろ、このクセのある楽曲のなかにあるとアクセントとして重要な役割を果たしていたと感じました。さらに、ゴールデンホーンズを活かした演奏がモダチョキが「ただ面白い歌を濱田さんが歌っているだけの集団」ではないことを改めて知らしめてくれます。モダチョキはユーモアの皮を被ったとてつもない集団なのです。

 その後、メンバー紹介を挟みますが、ここで衝撃の展開です。出演している人はともかく、その場にいないヌルぴょんさんとフィリップ君も紹介されるじゃないですか。ヌルぴょんさんに至ってはアポ無し?で電話しているような・・・お店に電話かけてた? さらに全国1億2000万人のモダチョキファンにとってはフィリップ君のリモートでの登場も感慨深かったのではと思います。配信では音響の関係でほとんどダジャレも聞こえませんでしたが、とにかく感動しました。次のライブ(後述)では出演も決まっており、これまた感動です。紹介しきれませんが濃厚なメンバー紹介でした。公式動画にも解説がありますので、ぜひご覧ください。

 楽曲のパートに戻って、「きんかん」が演奏されました。この曲は94年に作られ、モダチョキでは演奏されていない新曲になります。ふりつけもガンポンギさんが作ってきたそうで、モダチョキの新たな曲がこうして聴けることに感謝したいと思います。今令和ですよ?!そしてこのあと、問題の「保山コーナー」「3%の歌」が登場します。一度聞けば忘れないこの曲は全く意味がわかりません。とにかく「毎月3日は消費税が3%」だと歌っています。現代社会への風刺でしょうか。それとも・・・。とにかく、この曲はMVも作られるほどの待遇で、その衝撃からモダチョキ界隈では「3%の日」として毎月3日に盛り上がりを見せています。多分に漏れず、私もその1人としてわざわざ3日にこの記事を公開しています笑。「保山コーナー」が終わると、その次は最近木村カエラさんが影響を受けた曲として挙げた代表曲の1つ「エケセテネ」です。これも言葉遊びが非常に楽しい曲です。会場が「3%」の力もあり、さらに盛り上がっていきます。真城さんも加わり、掛け合いは重厚、CDしか聞けなかった日々が嘘のようです。「博多の女」が続きます。ゴールデンホーンズのかっこいい曲です。が、なんといっても曲のテーマが痛快です。これが配信されていないのは残念すぎる。中学のころ給食の時間に放送して各方面からドン引きされたことも良い思い出です。

 いよいよ最後は「あたまはクラクラおめめはクルクル」です。この曲はライブで聴くに限りますね。「クラクラ」と溜めて溜めて解放される感覚は爽快の一言です。なんだかグッとくるものまであって、「あなたにー」の部分は一生聴いていられそうな空気感です。このラストに至るまでのモダチョキのパワーがさらにこの曲をぶっ飛んだものにしてくれます。アンコールは「モダンチョキチョキズのテーマ2」と「ティーンエイジ・ドドンパ」。ドドンパはライブの終わりにピッタリでした。またガンポンギさんがフライパンを叩いていました。

モダチョキは止まらないのか

 モダンチョキチョキズというバンドが復活したことも驚きでしたが、逆襲したことも驚きでした。コロナウイルスにまだまだ翻弄される日本ですが、そんな世間を明るくする出来事だと思います。今回のライブはライブならでは演出や新曲の披露もあり、まさしく「令和のモダチョキ」が動き出したことを象徴するライブでした。すでに3月19日(日)のライブが決まっています。まだ現地で見ることは叶わないのですが、いつか生のモダンチョキチョキズを拝みたいと思います。

 個人的にはやはり仙台にも来てほしい。あと、「ジャングル日和」とか「THE絶望行進曲」とかやってくれないかなぁ。・・・というわけでこのサイトでモダンチョキチョキズをこれからも応援します。関連記事も投稿予定ですので、お楽しみください。

 そしてこれからのモダンチョキチョキズに大大大注目です!

モダンチョキチョキズ公式Twitter

モダンチョキチョキズYouTube

「モダチョキ復活祭の逆襲」ライブレポ ~久しぶりだねこんなの!!~” に対して3件のコメントがあります。

  1. ながとろ より:

    はじめまして。
    早速、記事を拝見しました!
    一昨年、昨年と続けて現地参戦しました。
    私はドラマの主題歌にもなった「自転車に乗って、」からモダチョキにはまり、当時は日本テレビの「EXテレビ」とテレビ東京の「クイズタモリの音楽は世界だ」で番組時間丸々使って特集されるなどでしたね。
    ライブに行けるようになったのは社会人となってからでして、当時のモダチョキ末期で渋谷横断超特急を最後に活動もなくなりファンクラブも無くなりました。

    そんなモダチョキが復活し、しかも今は大阪に住んでいるためライブも行けたのは嬉しい限りです。一昨年の神戸チキンジョージは女優・濱田マリしか知らない中学生の娘もついてきました。

    3月のライブは現地参戦しませんので配信を期待しています。

    ちなみに、昨年のライブでのフィリップくんですが、会場でもダジャレの肝心なところは電波が途切れてしまい大爆笑でした。

    長々と失礼しました。

    1. Lac-Q より:

      ながとろさん
      コメントありがとうございます!
      現地参戦羨ましい限りです!
      私にとっては生まれた時すでに解散しているバンドなので、こうしてライブを見ることができたり、コメントを頂けて不思議な気分です。
      CDとヒデオ程度の情報源しかなく、テレビや当時のライブが見てみたいです。
      生のフィリップくんがどのような駄洒落を披露するのか楽しみですね。

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