歌っているのは誰?起源も古いベルコの歌CM ~妖精の生態にも迫る~

みなさん、こんにちは。三度の飯より愛の鐘、Lac-Qです。今回はシリーズテレビCM放浪記の2回です。今回取り上げるのは、冠婚葬祭のベルコの最新CMです。まずは以下をご覧ください。

 さて、こちらは9月ぐらいから放送されているものになります。この二人の可愛らしいキャラクターは公式チャンネルにて「赤いベルの妖精ベルちゃんと、白いベル妖精ルコちゃん」と紹介されています。それぞれ「あい」と「やすらぎ」の象徴となっているので、言い換えれば赤のベルちゃんが冠婚、白のルコちゃんが葬祭、二人合わせて冠婚葬祭ということですね。おしりをふる踊りをするとベルがなるようです。スカートは金属製であることが予想されます。おしりの部分も人間のほど柔らかいものではないかもしれません。頭の部分はハンドベルの持つ部分と対応しているのか、棒状になっています。髪の毛を固めたものか頭蓋骨が変形してツノが生えていて毛がそれを覆っているものか、CMからは判断できません。またただのオシャレなのか、実用性があるのかもわかりません。少なくともCM中で使用していません。誰かの持ち手でしょうか。

 この妖精が初めて登場したのは、ベルコの2014年のCMになります。「かわいいキャラクター+CMソング」というのはここ最近割合を減らしているように感じますので、当時もとても印象に残っていました。しかし、あとから知ったのですが、CMソングの方は以前に使用されていた曲を現代版にアレンジしたものになります。旧版(90年代)はよりシックな雰囲気です。教会の鐘が揺れるところ、教会の周りの世界の様子などは、現代版でオマージュされていることがわかります。現代版の曲は、ポップで、口ずさみたくなるようなリズムに変化しています。これは良い変化ですね。現代版を歌っているのは歌手のイノトモさんです。この方は、90年代後半から活動されている音楽家で、「おかあさんといっしょ」への楽曲提供もしています。またくるりの「Birthday」のコーラスをしている方でもあるそうです。つまり私はこの方とすでに2回出会っていたということですね。曲調に歌声が合っているなぁと感じます。

 そういえば、2014年版には金沢市に拠点を置く関係会社ベルセレマのヴァージョンもありました。ルコちゃんの方の歌詞がセレマに置き換わっています。ベルコとセレマでベルセレマです。セレマはベルコグループで、石川県ではさらにブランドが融合しているみたいです。セレマもCMは歌ものですね。「『セ』はセレマの『セ』、『レ』はセレマの『レ』・・・冠婚葬祭セレマですぅ」みたいなやつです。

 以上、今回はベルコの歌CMでした!オリジナルCMソングは歴史が長いほどブランドイメージが高まりますので、これからも使い続けて欲しいです。「かわいいCMソング」といえばで思いつくものがあれば是非教えてください。またCM放浪記でお会いしましょう。

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