それでも草彅剛氏を使い続ける1本満足バーに敬意を表したい。

 みなさん、3度の飯よりチョコでヘルスィー, YES!!!うまい、どうもこんにちはLac-Qです。テレビCM放浪記、今回はアサヒグループ食品から販売されている「1本満足バー」について取り上げたいと思います。

目次
新CMだYo!!
10年満足!
なんか寂しい・・・だろ?
そんなに簡単なことではない
まとめ

新CMだYo!!

 2022年4月15日に公開されました以下のCMをご覧ください。

 現在放送されているこのCMは「新しい地図」のメンバーである草彅剛さんが小学生に扮して、ラップをしながら、結局はいつもの「まんまん満足!」に落ち着くというCMです。Yoという特徴的な語尾、そして小学生という要素からおそらくはレモンガスやアクアクララのCMで話題となったラップ娘こと小島あやめさんを意識しているでしょう。一応補足しておくと小島あやめさんはNHKのシャキーン!(番組終わっちゃった・・・)の「あやめちゃん」としても有名です。相変わらずの草彅さんのハジケっぷりがクセになるCMですが、随分と長い歴史があることをみなさんは覚えていますか?

10年満足!

 1本満足バーはスティック型の栄養食品として2006年にアサヒフードアンドヘルスケア(現:アサヒグループ食品)が発売しました。そして草彅剛さんがCMキャラクターとして起用されたのが、2010年のことです。著作権の関係上動画はリンクしませんが、概要だけをおさらいします。最初のバージョンはオフィスにいる草彅さんが「17:00」を待ち焦がれ、ついに時計がその時刻を回る時、周りの社員らにもはやされて満足ダンスを踊るという内容でした。原型はこの1本目から完成しています。まさに「1本満足」なのです。しかし、強調しておきたいのはこの時まだ草彅さんは「楽しんでいる」という印象が残っていたということです。「お調子者の草彅くんが17時になるとお菓子を食べて満足」というCMでした。唯一気になるのはなぜか最後に商品名を言うところで「1本満足バー」の「バー」のみを低いテンションで言うということでした。

 しかし、2本目からすでにその狂気さは増していきます。続くCMでは、海外出身っぽい上司に怒られながらもその魅力を伝えています。ダンスはこの時点でかなりふざけたものになっていて、悪ふざけの加速を予感するものでした。特に印象的なのがその次の作品です。海外の空港で、ちょうど17時を迎えた草彅さん、周囲の外国人が草彅さんを指差して「1本満足バーの男ね!」と言います。海外だから恥ずかしいと悩む草彅さんですが、結局「5時だから小腹すいた」という理由で満足ダンスを踊ります。このCMは海外の方に草彅くん=1本満足が浸透しているというとんでも設定からはじまり、かすれた声で放たれる「小腹すいたぜぼくーーーーーー」で笑うことは必須です。さらにふざけたダンスと合いの手で、「ヘルシー」の言い方も前の作品を引き継ぐと言うてんこ盛りのパターンでした。ここが1本満足バーCMシリーズの一つの頂点ではないかと思います。これ以後は受験生応援や、舞妓とのコラボなど草彅さん以外の要素を掛け合わせることでその狂気的なCMの世界をより広めていきました。

なんか寂しい・・・だろ?

 1本満足シリーズをよそに、芸能界、そして日本全体、何よりも草彅さん自身を揺るがす大きな事態が発生します。ご存知の方が大半かとは思いますが、「SMAP解散」(及びその一連の騒動)です。この騒動が起きたのは2016年のこと、偶然にも「1本満足バー」発売10周年でした。私自身この騒動はリアルタイムで見ていました。アイドル文化圏にいない私でさえも奇妙な感覚を持っていたこと今でも覚えています(大して知りもしないのに、クラスメイトにSMAPは解散するのか?なぜか?などと聞いていました)。SMAP解散後、草彅さん含むメンバーの露出は大幅に減ることになります。さらに翌年にジャニーズ事務所を退所すると新規の仕事も減ります。一時はジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけているのではないかと話題になり、公正取引委員会まで動くことになっています。圧力があったと個人的には思いますが、仮になかったとしてもイメージが低下していて、事務所の移籍という事実があれば企業はリスクを恐れて仕事を依頼しないということは十分に考えられます。2013年の舞妓編以降新作のなかった「1本満足バー」への出演も終わったかのように思われました。

 しかし、2017年、草彅さんはCMに帰ってきます。しかも、そのCMを見れば明らかに草彅さんの『帰還』を演出していました。草彅さん不在で踊る会社員一同が「なんか寂しい」と口にすると、扉の陰から「だろ?」という声がします。その直後「だろーーーー!!」と全力で現れた草彅さんがみんなで1本満足ダンスを踊るという内容です。これ以降も草彅さんの出演が途絶えることはなく、今日のヴァージョンにまでつながることとなります。アサヒグループ食品はリスクを恐れず、CMの世界観を大事にして草彅さんを起用したのです。

そんなに簡単なことではない

 事務所が変わってもCMキャラクターを続投するという話そのものはそこまで特別なことでありません。しかし草彅さんの場合、「円満とは言い難い状況」「スポンサーとしてCMを流せないかもしれないリスク」など、会社側からしても簡単に判断できることではなかったと推測します。そもそも、CMキャラクターを10年務めるということが簡単なことではありません。CMの第一目的はその商品が売れることにありますから、大前提として「1本満足バー」が売れ続けなければCMどころか商品がなくなってしまいます。さらに言えば路線変更を図ってCMの世界観が変わることもありますから、既存のイメージで売れることが求められます。そこに出演者の料金形態も関わります。当然起用する俳優・タレントによってかかるお金は変わりますからそれに見合った売り上げを残さなければなりません。それらが全てうまくいって初めてCMキャラクターは続投されます。大きなリスクがなくても1、2年でキャラクターが変わることなどざらにあることで、草彅さんと「1本満足バー」の関係性はとてつもなく強固なのです。永遠に、とまでは行かないかもしれませんが、これからも小腹をすかせた草彅さんが見れることを心から願っています。そしてCMに起用し続けるアサヒグループ食品にもCM好きの大学生として感謝申し上げたいと思います。いつも笑わせていただいております、ありがとうございます。

まとめ

 今回の内容は以上になります。ハイテンションな草彅さんをこれからも見ていけるといいですね。ちなみにですが、草彅さんはヤマサの「昆布ぽん酢」にも1999年から継続的に出演しており、こちらが草彅さんのCMシリーズの中では最も長く務めていそうです。また、2022年にはグリーンダカラ「やさしい麦茶」やRentaのCMにも出演しておりますます活躍しています。ぜひテレビで見かけた際はその歴史に思いを馳せてみてください。(Lac-Q)

最後にメイキング動画を載せておきます。

 

それでも草彅剛氏を使い続ける1本満足バーに敬意を表したい。” に対して1件のコメントがあります。

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