スピッツの活動ペースがすごいという話

 三度の飯より大好物、こんにちはLac-Qです。さて、スピッツの新曲「大好物」が発表されてしばらく経ちましたが、2021年10月6日付の最新情報で、配信シングルとしてのリリースが決まりました!配信日は2021年11月3日です。今から楽しみですね。ツアーで一節だけ聞いたのが懐かしいです。今回はそんなスピッツのリリースのペースについて色々個人的に感動しているので、みなさまと共有できたらいいなと思って書きます。結論から言うならば、スピッツの創作は今も昔も活発であるということです。

目次
・今年2作目のシングルという事実
・そういえば、できるとか言ってたなぁ
・来年はアルバムイヤーだが・・・
・まとめ

今年2作目のシングルという事実

 今回情報が解禁されたスピッツの新曲「大好物」ですが、公式サイト等を見ると「配信シングル」とありますので、シングル扱いであることが予想されます。「紫の夜を越えて」に続く45th Single ということになります。このシングルの配信ペースは少し前(新型コロナウイルス流行前)のスピッツの活動とは異なるリズムです。「紫の夜を越えて」は2021年3月25日に配信、「大好物」は同年11月3日ですので、間は7ヶ月と少しになります。スピッツが同じ年にシングルを2枚以上出したのは、2010年の「つぐみ」(2010年6月23日)と「シロクマ/ビギナー」(同年9月29日)以来のこととなります。実に10年ぶりのことなのです。この間スピッツは活動こそ活発にしていたものの、新曲という意味でのシングルの枚数はぐんと減っていました。具体的には、

2011年 シングル(・アルバム)なし

2012年 シングルなし(ただし、アルバム未収録の既存曲を収録したスペシャルアルバムは発売) 

2013年 さらさら/僕はきっと旅に出る

2014年 愛のことば -2014mix-(公式にシングル扱いではあるが新録ではない)

2015年 雪風

2016年 みなと

2017年 シングルなし(ただし、CYCLE HIT 2006-2017に、シングル級の新曲2曲収録)

2018年 シングル(・アルバムも)なし

2019年 優しいあの子

と、コロナ前はこんな感じです。

この間に発売されたアルバム「小さな生き物」(2013年)、「醒めない」(2016年)、「見っけ」(2019年)にはそれぞれ1曲、2曲、1曲しかシングルが収録されていませんでした。参考までにデビューの1991年から2000年まではシングルは22枚、2001年から2010年までは15枚です。さらに言えば、2011年にシングルが出ない年が発生するまで、デビュー以来2003年を除き、何かしらのシングルは出ていました。ペースが落ちたと言ってしまうのも無理はありません。ここには、音楽シーンの変化などもありシングルを発売することの必要性が減ったことも大きく関係しているとは思います。私も「見っけ」発売直後は次に新曲が聴けるのは2、3年後かなぁと漠然と思っていました。なぜなら「とげまる」以降アルバムは3年に一度発売されるという流れがありまして、そして先述の通り収録されるシングルは1、2枚が続いたからです。

 しかし、新型コロナウイルスの流行がそのサイクルを崩しました。まずは、2020年にコロナ禍で作られた「猫ちぐら」です。そして、そこから年はまたぐも1年を空けずに「紫の夜を越えて」も発売されました。そして「大好物」です。このペースで新曲を出すというのは本当に久々のことで、「あれ?また出るの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そういえば、できるとか言ってたなぁ

 仮に、アルバム制作の周期が狂っていないとするならば発売は来年(2022年)が期待されます。すでに前作以降3枚のシングルが出ているというのはやはり久しぶりのことです。そもそもこのスピッツのアルバム周期というのは本人たちも認めているところで、確か何かのインタビューで

 本当は毎年アルバムを作るぐらいの力はあるのだけど、ライブがしたいので、ライブにも集中するために3年程度の周期になった。

というようなことを言っていました(具体的覚えておられる方がいらっしゃれば教えてください🙇‍♂️)。でもこれを読んだ時私は「本当かよ」と思っていました。別にスピッツが衰えたとか言う気はなかったのですが、漠然ときっとそう言ってもシングルはなかなか作れないのではないかと思っていました。

 でも、本当でしたね笑。

ライブが満足にできないこの間スピッツは新曲をこんなに発表しました。作ろうと思えば作れるというのは正真正銘の事実であったのです。

来年はアルバムイヤーだが・・・

 そういうわけで、ファンとしてはこう短期間に次々とタイアップが発表されて新曲が聞けるというのは嬉しい限りであるが、こうなると新アルバムの発表も楽しみになってきます。「とげまる」以来の三年周期で言えば、アルバムが出るのは来年「2022年」になります。果たして最新シングル「大好物」がこの布石となるのでしょうか。私としては「紫の夜を越えて」が発売された時点で「花鳥風月」「色色衣」「おるたな」に続くスペシャルアルバムが出るのではないかと期待していました。調べてみるとアルバムの限定版でしか聞けない「エスペランサ」「あかさたな」「ブランケット」やサイクルヒットには収録されているがアルバムでは聞けない「歌ウサギ」「ヘビーメロウ」「1987→」、「優しいあの子」のカップリングの「悪役」そしてここまでのシングルと結構あります。ですけど、「大好物」も出ますし年末なんで来年の新アルバムという流れになりそうですかね。みなさんはどれがいいですか?新アルバムだった場合は「紫の夜を越えて」か「猫ちぐら」は入らなさそう・・・。なんにせよ、これからの活動が楽しみです。ツアーもまたやって欲しいです!!

まとめ

 今回はスピッツの活動ペースについてシングルの発売から考えてみました。まずは「大好物」を楽しみにこの10月を乗り切っていきましょう。感想などもお待ちしております!

スピッツの活動ペースがすごいという話” に対して3件のコメントがあります。

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